植物に関する科学本と思い購入しましたが、人間は元より、動物に関する事にも触れ多くの知識を頂けた良い本でした。
とても楽しく読ませてもらいました。ありがとうございました。
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植物はなぜ5000年も生きるのか―寿命からみた動物と植物のちがい (ブルーバックス) 新書 – 2002/3/1
鈴木 英治
(著)
生物にとって、寿命とはなにか?
200歳の人間はいないのに、200歳の屋久杉はまだまだ子供。どちらも細胞からできているのに、動物と植物のこのちがいは、なぜなのだろうか。なぜ生命には寿命があるのだろうか。生物の「生」の不思議を解き明かす。
200歳の人間はいないのに、200歳の屋久杉はまだまだ子供。どちらも細胞からできているのに、動物と植物のこのちがいは、なぜなのだろうか。なぜ生命には寿命があるのだろうか。生物の「生」の不思議を解き明かす。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2002/3/1
- ISBN-104062573652
- ISBN-13978-4062573658
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商品の説明
著者について
■鈴木英治(すずきえいじ)
1953年、静岡県生まれ。千葉大学理学部生物学科卒。大阪市立大学大学院を中退。現在は鹿児島大学理学部の地球環境科学科教授。理学博士。植物生態学を専門とし、大学院の時から木の年輪を研究してきた。屋久島の屋久杉自然観に飾られている杉円盤の樹齢決定も行った。ただし、最近は年輪のない熱帯林の多様性を研究している。今年(2002年)は老化防止にフルマラソンを走った。
1953年、静岡県生まれ。千葉大学理学部生物学科卒。大阪市立大学大学院を中退。現在は鹿児島大学理学部の地球環境科学科教授。理学博士。植物生態学を専門とし、大学院の時から木の年輪を研究してきた。屋久島の屋久杉自然観に飾られている杉円盤の樹齢決定も行った。ただし、最近は年輪のない熱帯林の多様性を研究している。今年(2002年)は老化防止にフルマラソンを走った。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2002/3/1)
- 発売日 : 2002/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4062573652
- ISBN-13 : 978-4062573658
- Amazon 売れ筋ランキング: - 574,051位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
早々に対応していただき、ありがとうございました。
購入後はすぐに読みたいもので、期待に沿った待ち時間でしたる
購入後はすぐに読みたいもので、期待に沿った待ち時間でしたる
2009年5月28日に日本でレビュー済み
植物が長生きする理由を
動物と対比させながら、細胞の違い、
組織の違い、構造の違いを
議論しています。
樹木の構造から、大きさや太さの
限界も推測されており、
楽しく読めました。
動物と対比させながら、細胞の違い、
組織の違い、構造の違いを
議論しています。
樹木の構造から、大きさや太さの
限界も推測されており、
楽しく読めました。
2015年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
植物の寿命について、動物のそれとの比較を中心としながらも、
進化史の中に位置付けた説明がされていきます。
とても判り易いので、混乱せずに理解が出来ました。
その内容は、植物の構造についての知見に留まらず、死の起源、
有性生殖の意義、成長速度か長寿か、テロメア、個体とは何か、
といった生命進化における重要項目が提起されます。
様々な思考へと誘われる、優れた本です。
進化史の中に位置付けた説明がされていきます。
とても判り易いので、混乱せずに理解が出来ました。
その内容は、植物の構造についての知見に留まらず、死の起源、
有性生殖の意義、成長速度か長寿か、テロメア、個体とは何か、
といった生命進化における重要項目が提起されます。
様々な思考へと誘われる、優れた本です。
2010年10月14日に日本でレビュー済み
生き物の寿命というテーマを縦糸に、
植物の構造と進化という視点を横糸にして、
視野の広い読み応えのある一冊に仕上がっています。
本書を読んでいかに自分が植物について知らずにいたか分かり、
読後は身の回りの植物がぐっと身近に感じられるようになりました。
本書を面白いと思ったら、
光合成とはなにか (ブルーバックス)
もお勧めです。
植物の構造と進化という視点を横糸にして、
視野の広い読み応えのある一冊に仕上がっています。
本書を読んでいかに自分が植物について知らずにいたか分かり、
読後は身の回りの植物がぐっと身近に感じられるようになりました。
本書を面白いと思ったら、
光合成とはなにか (ブルーバックス)
もお勧めです。
2014年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自炊系の電子化なんで、読みにくいんです、老眼に来ているオヂサンには。。
2002年6月2日に日本でレビュー済み
植物と動物。同じ地球の生物なのにそこには多くの違いがある。
その中で、寿命について論じているのがこの本である。
植物と動物の細胞の違いに始まり、どうやって、この地球環境を生き延びていくか、その根本的な戦略が、両者の寿命の違いを分けているのである。
その詳しい内容は、是非、この本を読んで欲しい。
難しい言葉ではなく、わかりやすい言葉で(かと言ってレベルが低いわけではない)説明され、読んだ・理解した・そんな気がする一冊である。
その中で、寿命について論じているのがこの本である。
植物と動物の細胞の違いに始まり、どうやって、この地球環境を生き延びていくか、その根本的な戦略が、両者の寿命の違いを分けているのである。
その詳しい内容は、是非、この本を読んで欲しい。
難しい言葉ではなく、わかりやすい言葉で(かと言ってレベルが低いわけではない)説明され、読んだ・理解した・そんな気がする一冊である。
2006年10月30日に日本でレビュー済み
動物は長くて150年くらいしか生きないのに(鯨とか亀が長いそうだ)、なぜ屋久杉みたいな植物は何千年も生きているのか、素朴な疑問にていねいに、機能論的な観点と、進化論的な観点から答えてくれる(この区別結構重要)。言い換えると、なんで生きていられるのか、という観点と、なんでそんなに生きるようになったのか、という観点。
木の細胞って、だいたいできて20年くらいすると死んでしまって、あとは構造として残っているだけなんだそうだ。生きているのは、ごく一部。しかしながら、われわれは巨木を一つの生きた個体として認識する。これってよく考えると結構不思議で、死んでいる部分って、要は木材とあまり変らないわけで、生物とは言いがたいのだけど、でもその部分がないと、木が木でなくなってしまう。
とか、いろいろと新鮮な驚きが詰まっている好著である。
ちなみに、1000年分の年輪を数えるのは丸一日かかるらしい。どうやって数えてるのかと思ったけど、やっぱりこつこつ数えてたのね。大変。
木の細胞って、だいたいできて20年くらいすると死んでしまって、あとは構造として残っているだけなんだそうだ。生きているのは、ごく一部。しかしながら、われわれは巨木を一つの生きた個体として認識する。これってよく考えると結構不思議で、死んでいる部分って、要は木材とあまり変らないわけで、生物とは言いがたいのだけど、でもその部分がないと、木が木でなくなってしまう。
とか、いろいろと新鮮な驚きが詰まっている好著である。
ちなみに、1000年分の年輪を数えるのは丸一日かかるらしい。どうやって数えてるのかと思ったけど、やっぱりこつこつ数えてたのね。大変。